■ガスコージェネレーションシステム
 コージェネレーションとは、1つのエネルギーから熱や電気など複数のエネルギーを取り出し活用すること。ガスコージェネレーションシステムは、クリーンな天然ガスから電気をつくり、さらに排熱を回収して、給湯や暖房などにも活用するシステムで、総合エネルギー効率が極めて高いのが特徴です。
 
省エネルギー
 従来の発電システムでは、火力発電所で排熱のほとんどが捨てられ、送電ロスも生じるためエネルギー利用効率は約39%でした。一方、ガスコージェネレーションシステムは建物側で発電を行うため、排熱も有効に利用することが可能となり、最終的なエネルギー利用効率は70〜80%と高く、大幅な省エネルギーを実現します。
<ガスコージェネレーションシステム>

ガスコージェネレーションシステム

<従来の発電システム>

従来の発電システム
高い環境保全性
 都市ガスの原料となる天然ガスは、他の化石燃料と比較して燃焼時のCO2やNOxの発生量が少なく、SOxを発生しないクリーンなエネルギーです。また近年の地球温暖化の大きな原因の1つとしてCO2排出量の増加が問題となっていますが、総合効率の高いコージェネレーションシステムはCO2排出量を大きく削減することができます。
 このようにガスコージェネレーションシステムは、環境保全の一翼を担います。
すぐれた経済性
 ガスコージェネレーションシステムは総合エネルギー効率が高いため、エネルギー使用量を大幅に低減。年間のエネルギーコストの削減に貢献します。導入時に設備費が発生しますが、導入後は毎年のランニングコストが削減されますので、数年で当初の設備費の差額分は回収でき、最終的にはトータルで経済性を発揮します。
非常用発電機との兼用が可能
 条件を満たせば非常用発電機としても使用できます。常時稼働しているので非常時の起動が確実で、都市ガス供給により長時間の発電が可能です。非常用発電設備が不要なため、省コスト・省スペースも実現します。

事業者別ガスコージェネレーションシステム導入実績
事業者名累計台数(台)
(累計発電容量:kW)
年度 2003 2004 2005 2006 2007
鳥取ガス
- 25
※家庭用含む
31
(87)
※家庭用含む
7
(168)
9
(198)
松江市
ガス局
4
(1,045)
5
(1,166)
7
(2,066)
7
(2,066)
7
(2,066)
浜田ガス - - - 2
(10)
5
(25)
出雲ガス - 1
(170)
1
(170)
1
(170)
3
(1,640)
岡山ガス 10
(514)
15
(1,756)
18
(2,567)
17
(6,954)
20
(13,759)
広島ガス 114
(80,431)
146
(98,601)
178
(140,219)
191
(146,246)
211
(184,836)
山口合同
ガス
10
(884)
14
(8,179)
17
(16,169)
18
(16,174)
26
(16,374)
四国ガス 2
(39.8)
7
(1,254.6)
7
(1,254.6)
7
(14,224.6)
7
(14,224.6)
合 計 140
(82,913.8)
213
(111,126.6)
*
259
(162,532.6)
250
(186,012.6)
288
(233,122.6)
*鳥取ガスの累計発電容量は含まれません


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